青い目の人形
青い目の人形

昭和2年、日本で長い間宣教師をしていた米国人ギューリック氏が、日米関係の悪化を懸念し、米国内で寄附を募り、約12000体の「友情人形」が日本全国の幼稚園や小学校に贈られました。

第二次大戦中、日本では多くの人形が壊されましたが、現在約300体が残って居り、その1体が鞆こども園に残っています(向かって左側の人形)。

右側の人形は、平成12年ギューリック氏のお孫さんから贈られたステラちゃんです。

なお、「友情人形」の答礼として、沢山の人形が米国に渡りました。

 

青い目の人形の取材を受けました! 2018年9月25日

 

米国在住で平和活動をされている重藤マナーレさんが、『青い目の人形』の存在を知り、DVDを製作するために来園されました。当日は、年長ぶどうぐみさんが一行をお迎えし、お抹茶を点てておもてなし。紙芝居やお話で平和について学びました。帰りには園児約130名で旗をふってお見送りをしました。また同日には、東日本大震災で愛娘を亡くされ、命の大切さを伝えるために全国で『笑顔ひろがれプロジェクト』の活動をされている髙橋さんも来園されました。

災害という大変な状況でも一人ひとりの命を守っていくということをみんなで学んだ有意義な一日になりました。